ABInBev

  • FaceBook
  • LinkedIn
  • Twitter

Head of Trade Marketing

常識や既存の枠組みにとらわれず、チャレンジする

トレードマーケティング部 部長
S.K
01現在の仕事内容を教えてください。
私は量販店、業務用、ECといったすべての販売チャネルにおける、トレードマーケティング戦略の立案から実行までを統括しています。トレードマーケティングとは、店頭やオンライン上で自社ブランドを魅力的に見せ、消費者が「買いたい」と思う瞬間をつくり出し、売上を最大化する仕事です。会社の売上に直結する役割を担うため、とても重要な仕事です。大きな責任が伴いますが、それだけ貴重な経験ができていることを実感しています。
02AB InBevに入社したきっかけは?
私がAB InBevに入社したのは2016年です。当時は日本法人が自社販売を始める前で、社員数も20名に満たない創業期でした。当時、日本での知名度は高くなかったのですが、世界最大級のビール会社であるAB InBevが日本市場に参入すれば、大きな変化が起こる――その瞬間に立ち会えるかもしれないとワクワクしました。その高揚感こそが入社を決めた理由です。さらに、私が担ったのはEC事業の立ち上げという、新たな販売チャネルをゼロから形にしていく重要なポジション。その挑戦に強く惹かれました。
03AB InBevの企業文化を教えてください。
AB InBevの企業文化は「10 Principles」に集約されていると思います。大きな目標を掲げる「Dream Big(大きな夢を持つ)」や、それを自ら動かしやり抜く「Ownership」の精神などは、単なるスローガンではなく、日々の業務レベルにまで浸透されています。商品やブランド、サービスは、例えばM&Aなどで手に入れることができるかもしれませんが、企業文化は長い年月をかけて社員一人ひとりが築き上げてきたものであり、簡単に真似したり買ったりすることはできません。だからこそ、この強いカルチャーはAB InBevならではの魅力です。主体的に動ける人、変化を楽しめる人、そして大きな目標に向かって全力で取り組める人には、最高にフィットする環境だと思います。
04AB InBevにはどんな人が多いですか?
非常に優秀で、意欲的なメンバーが多いと感じます。AB InBevには「自分より優秀な人を採用すべき」という考え方が根付いており、それぞれが高い専門性やスキルを持ちながらも、学び合い、刺激し合える環境があります。また、「Work Hard, Play Hard」の精神が強く、仕事では全力で成果を追求し、終われば思い切り楽しむメリハリのある人が多いのも特徴です。プロジェクトに向けて集中し、仲間と達成感を分かち合う、その一体感が大きなモチベーションにつながっています。
05ずばり、AB InBevの魅力とは?
AB InBevの大きな魅力は、「Meritocracy(実力主義)」の文化です。年齢、性別、人種、勤続年数に関わらず、成果を出し、将来の可能性があると認められた人には、積極的に昇進やチャレンジングな仕事の機会が与えられます。こうした考え方を掲げる企業は数多くありますが、AB InBevはそれを言葉だけで終わらせず、仕事の任せ方にもしっかり反映されています。自分の努力や成果が正当に評価される環境だからこそ、大きなモチベーションを持って成長し続けることができます。
06今所属している部門で働くやりがいは?
企画から実行まで何か月もかけて作り上げた販促施策が、売上にしっかりと貢献していると実感できた瞬間に、大きなやりがいを感じます。販売データの結果や、お客様・セールスからのフィードバック、さらにはSNSでの消費者の反応など、さまざまな形で成果を確認できるのは本当に嬉しいです。
07印象に残っている仕事は?
印象に残っているのは、コロナビールの数量限定デザインバケツを使った販促を初めて実施したときのことです。今では定番の販促手法となっていますが、当初はマーケティングチームから反対の声もありました。それでも、日本市場の特性に合うと確信し、粘り強く提案を続け、最終的にはCorona Global Brand Teamからの承認を得ることができました。この経験から学んだのは、日本のマーケットを最も理解しているのは現地チームであるということ。そして、本当に必要だと感じる施策は、積極的にチャレンジすべきだということです。結果、この販促は大成功を収め、翌年には私たちが作成した限定デザインバケツが展開され、今でも大きな売上を生み続ける施策となっています。
08これからチャレンジしたいことや目標は?
産休・育休を経てマネジメントポジションに復帰した女性として、同じようにAB InBevでキャリアを築きたいと考えている方々にとって、ロールモデルとまではいかなくても、参考になる存在でありたいと思っています。当社のマネジメントポジションで復帰したのは私が初めてなので、そうした事例をどんどん増やしていきたいです。自分の経験を通じて、「ライフイベントを経ても、キャリアをあきらめる必要はない」ということを少しでも伝えられたら嬉しいです。